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アナーキー・イン・ザ・ユー・ケー / セックス・ピストルズ (Anarchy In The U.K./Sex Pistols)

「アナーキー・イン・ザ・ユー・ケー」は、英国のパンクロックバンド『セックス・ピストルズ』が1976年にリリースしたデビューシングル。
Voのジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)、Gt.スティーヴ・ジョーンズ、Bs.グレン・マトロック、Dr.ポール・クックのバンド初期のメンバーによって制作され、翌年にリリースされたファーストアルバム「勝手にしやがれ!!」(原題:Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)にも収録されました。

YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Anarchy+In+The+U.K.+Sex+Pistols

シングルは振るわなかったものの、アルバム「勝手にしやがれ!!」は英国チャート1位を記録。
このファーストアルバムは、ライヴアルバムやコンピレーションアルバムを除いた、現在までに公認される唯一のスタジオアルバムとなっています。

↑アルバム「勝手にしやがれ!!」(Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)

『セックス・ピストルズ』は、1970年代のパンク・ムーヴメントの火付け役となったロックバンド。
とくに、パンクを地で行く生き方を見せつけ、僅か21歳でドラッグのオーバー・ドーズで逝去した、パンクミュージック界においてカリスマ的人物となった二代目ベーシスト、シド・ヴィシャスが在籍したことでも知られるバンドです。

パンクロックの、シンプルながらも権力や体制に反抗する攻撃的な音楽性やアグレッシヴなパフォーマンスは、世の中に不満を抱える者や若者たちの心を、一気に惹きつけました。
まさに、ファーストアルバムの邦題のように、勝手にしやがれ!くそくらえ!といったエネルギーを持ったサウンドはもちろん、狂気錯乱づいたのジョニー・ロットンの吐き出す様な歌唱スタイル、シド・ヴィシャスの狂気的なステージパフォーマンスなど、彼らのスタイルやファッションは音楽シーン留まらず、現在までに大きな影響を与えています。

ボーカルのジョニー・ロットンの脱退や、ベーシストのシド・ヴィシャスの死などによって、全盛期は僅か数年でした。
しかし、その僅かな活動期間にもかかわらず、強烈なインパクトと名を残したロックバンドといえるでしょう。

1988年には米国のメタルロックバンド『メガデス』が、セックス・ピストリズのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)をゲストに迎えてカバー。

YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Anarchy+In+The+U.K.+MEGADETH

アルバム「ソー・ファー・ソー・グッド…ソー・ホワット!」(So Far, So Good… So What! )に収録され、アルバムからの第一弾シングルとしてもリリースされています。

↑アルバム「ソー・ファー・ソー・グッド…ソー・ホワット!」

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • メガデス (MEGADETH)
  • モトリー・クルー (Mötley Crüe)
  • グリーン・ジェリー (Green Jellÿ)
  • P.J.プロビー (Pj Proby)
  • マイケル・デ・バレス (Michael Des Barres)
  • ビリー・チルディッシュ&ブラックハンズ (Wild Billy Childish & The Blackhands)
  • ロベルト・カッチャパーリア (Roberto Cacciapaglia)
  • マンボ・クルト (Mambo Kurt)
  • レピッシュ (LA−PPISCH)
  • 土屋 アンナ (Tsuchiya Anna)
  • 髭 (HiGE)・・・ほか
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この記事を書いた人

歌手輩出実績多数 / 初心者大歓迎 /
全国オンラインレッスン対応 /
ボイストレーニングスクールのトップノート

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