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ネバー・イナフ / ローレン・オールレッド (Never Enough/Loren Allred)

「ネバー・イナフ」は、2017年に公開された、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」のために書かれた楽曲で、米国の歌手”ローレン・オールレッド”によって歌われています。(日本公開は2018年)
劇中では、スウェーデン出身の女優”レベッカ・ファーガソン”が演ずるオペラ歌手”ジェニー・リンド”が歌いあげ、その真の実力で観客や関係者を圧倒させるというシチュエーションで”プレスコ”として使用されています。

“プレスコ”とは、プレ・スコアリングのこと。
先に録音された音源にあわせて、演じたり、画を作ることをいいます。
ちなみに、”アフレコ”とは、アフター・レコーディングのこと。
先に撮られた映像などに合わせて、声や音を合わせてつくることです。

Never Enough/Loren Allred

YouTube動画のリンク切れの場合は、文字リンクから簡単に検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Never+Enough%2FLoren+Allred

↑映画「グレイテスト・ショーマン」(The Greatest Showman)

「どんな未来も、どんなに輝かしい成功だって、あなたがいないと意味がない、役に立たない」と歌ったラヴソング。
自らの不憫な生い立ちに負けず、自らの才能ひとつで道を切り開き、輝かしい成功を手にしてきた”ジェニー”の強い気持ちと、実際の心の中の孤独や葛藤を表したエモーション溢れる楽曲となっています。

ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)が歌唱中に見せる、ステージ上こそが自分の居場所だと、恍惚とした表情で誰にも負けないといった、自信で満ちあふれた果敢で気高い姿とは別に、歌唱の最後のフレーズで見せる、スポットや喝采では埋められない虚しさ、か弱い1人の女性へと戻る表情や姿が、それを物語ります。
また、ジェニーの歌うシーンは、たしか2回あったと思うのですが、それら2つの歌唱表現が全く違うのも切ないです。

透明感溢れる壮大なオーケストラサウンドに、ローレン・オールレッドの品格と情熱を感じさせる力強い歌唱がマッチしており、プレスコとして選出されたのが理解できます。

映画「グレイテスト・ショーマン」は、1800年代に実在した興行師”フィニアス・テイラー・バーナム”の半生をもとに映画化したもので、バーナムの貧しい生い立ちや、愛する者の幸せのために努力し、奔走する姿を描いています。
貧しい身分の社会的弱者であったバーナムですが、その発想や何事にも恐れない心や勇気を持って、身体などに特徴のある者のコンプレックスや世間の中傷までも逆手に取り、成功を導きます。
非凡な感覚や発想に加え、恐れない心、勇気の大切さを感じることはもちろん。
社会の厳しさや人々の妬み、冷酷さ、誰もが抱えたことのある疎外感や、裏切られた悲しみや怒りなどの様々な感情を観ている者がダブらせ、誰もが自らに問うことのできる作品となっています。

↑映画「グレイテスト・ショーマン」(The Greatest Showman)

興行師にスポットを当てたミュージカル映画ということもあって、映画を盛り上げる多くの楽曲が披露されており、紹介の曲「ネバー・イナフ」も収録されている映画のサウンドトラックは大きなセールスを上げ、日本をはじめ、米国や英国など、多くの国でアルバムチャートの1位を獲得するヒットとなりました。

↑サウンドトラック「グレイテスト・ショーマン」

また、サウンドトラックに収録された楽曲を、ケリー・クラークソンやピンクなど、違うアーティストがカヴァーをしたアルバム「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」も発売されており、それぞれ印象の違う楽曲を聴くことができます。
こちらのアルバムでは、「ネバー・イナフ」は、ケリー・クラークソンによって歌われていますよ。

↑サウンドトラック「グレイテスト・ショーマン:リイマジンド」
(from The Greatest Showman: Reimagined)

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • ケリー・クラークソン (Kelly Clarkson)
  • キャサリン・ジェンキンス (Katherine Jenkins)
  • 新妻聖子 (Niizuma Seiko)・・・ほか
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この記事を書いた人

初心者大歓迎。プロ輩出実績多数。
ボイストレーニングスクールのトップノートです。

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