「ウォーク・ディス・ウェイ」は、米国のロックバンド『エアロスミス』が1975年にリリースした楽曲。
アルバム「闇夜のヘヴィ・ロック」(原題:Toys in the Attic)に収録された楽曲で、のちにシングルリリースされヒットを記録しました。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Walk+This+Way+AEROSMITH
↑アルバム「闇夜のヘヴィ・ロック」(Toys in the Attic)
ここピックアップしたものは、1986年にヒップホップグループの『ラン・ディー・エム・シー』がカバーしたバージョン。
『ラン・ディー・エム・シー』の名を世界的に周知させたことはもちろん、この頃、低迷期を迎えていた『エアロスミス』の再ブレイクのきっかけになった作品とも言われています。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Walk+This+Way+RUN-DMC
『ラン・ディー・エム・シー』のカバーは、オリジナルアーティストである『エアロスミス』のボーカル、スティーヴン・タイラーと、ギタリストのジョー・ペリーをゲストに迎えて制作され、多くの国で上位にチャートインする世界的なヒットとなりました。
「エアロスミス」のオリジナルバージョンはもちろんかっこいいですが、ここでは画期的なフィーチャリングとして世界的にヒットし、音楽の歴史的観点からも大きな意味を持ち後世に影響を与えた『ラン・ディー・エム・シー』のバージョンをあえて紹介する事にしました。
紹介のグループ『ラン・ディー・エム・シー』は、未だアンダーグラウンドにあったヒップポップを、ポピュラーなものへと押し出したリーディングした、ラップミュージックのパイオニアの1つといえるでしょう。
『ラン・ディー・エム・シー』のバージョンが収録されたアルバム「レイジング・ヘル」は、ヒップ・ホップ史上初のダブル・プラチナム・セールスを記録しています。
↑アルバム「レイジング・ヘル」(Raising Hell )
尚、紹介の曲「ウォーク・ディス・ウェイ」は、
ジョエル・シューマカー監督が手掛けたホラー。マイケルはデビッド率いるパンクグループの仲間に入り勧められた酒を飲む。翌日目を覚ましたマイケルは、自分が吸血鬼になり始めていることに気付く…。1987年に公開された「ロストボーイ」(原題 : The Lost Boys )ほか、
リトル・イタリーとチャイナ・タウンという隣接しあうエスニック街の境界に起こる反目と、そうした中で生まれたイタリア系の少年と中国娘の恋を描いた作品。
映画「チャイナ・ガール」(原題 : China Girl )
「ベイブ」のスタッフが贈る、サーカス一団に置き去りにされたシマウマが、レースに出走し優勝する夢を叶えるストーリーを描いた感動のアニマルコメディー作品。
2005年に公開された映画「レーシング・ストライプス」(原題 : Racing Stripes )
一大ムーブメントを巻き起こしたTVシリーズの劇場版。NYを舞台に、全く新しい視点からスキャンダラスに、コミカルに、そしてキュートに4人の主人公を通して女たちの本音を描く。2008年に公開された映画「セックス・アンド・ザ・シティ」(原題 : Sex and the City )
小さな青い妖精、スマーフ。僕たちの背丈はリンゴ3つ分。ベルギーの漫画家ペヨが1958年に生み出し、世界中で愛されてきたかわいいキャラクターが、ついに映画化。
2011年に公開された映画「スマーフ」(原題 : The Smurfs)
など、映画や番組にも使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- エアロスミス (AEROSMITH) [Original]
- フィー・ウェイビル, スティーブ・ルカサー, ティム・ボガート, トミー・アルドリッジ (Fee Waybill, Steve Lukather, Tim Bogert, Tommy Aldridge)
- デイヴィッド・ギャレット&オリアンティ (David Garrett & Orianthi)
- ディックブレイブ&バックビート (Dick Brave & The Backbeats)
- ガールズ・アラウド&シュガーベイブス (Girls Aloud & Sugababes)
- オカモトズ (OKAMOTO’S)
- アルティマ (ALTIMA)
- ケムリ (KEMURI)
- スフィア・オブ・インフルエンス (SPHERE of INFLUENCE)
- スウィート・バケイション (Sweet Vacation)・・・ほか