「マン・イン・ザ・ミラー」は、マイケル・ジャクソンが1987年にリリースしたアルバム「Bad」に収録され、翌年にはシングルリリースとなった楽曲。
タイトルにもなっている「マン・イン・ザ・ミラー」は、直訳すると”鏡の中の自分”ということですが、歌詞では “鏡に映る自分を見つめなおし、まずは自分自身から変えていこう”という意味に繋がっています。
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⇒歌の中で何度も強く繰り返される “CHANGE ” という言葉とともに、「世界を間違いから救うために、周りや世界を変えるために、まずは自分から変わるしかないんだ」と歌われているのです。
“キング・オブ・ポップ”と称されるマイケル・ジャクソンですが、マイケル・ジャクソンの作品、とくにソロとなってからの作品には、弱者や虐げられている者の痛みや苦しみを理解し、それらに対しての強くて深いメッセージがあることが、多く見てとれます。
やはり、自らの黒色人種としてのルーツや経験から感じる所も多いのでしょう。
その人たちの言動で、ほんのひと時でも心がパッと晴れやかになり勇気づけられることの大切さ。
コロナや露宇戦争といったこの激動の世界情勢の難局にして、死して尚、輝き望まれるマイケル・ジャクソンのような、人々を癒し勇気づけ元気づけられるアーティストの不在を感じずにはいられません。
「マン・イン・ザ・ミラー」は、マイケル・ジャクソン主演・製作総指揮によるミュージカル映画「ムーンウォーカー」など、映画や番組にも使用されています。