「ラヴド・バイ・ユー」は、2000年に日本で先行リリースされた『ジャーニー』のアルバム「アライヴァル」(Arrival )に収録された、オリエンタルで美しい旋律が印象的なバラード。
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『ジャーニー』の2代目ボーカリストとなった、スティーヴ・オウジェリー(Steve Augeri )在籍時の、隠れた名盤「アライヴァル」に収録された作品です。
↑アルバム「アライヴァル」
やはり、『ジャーニー』は、実績や功績を残した初代ボーカリストのスティーヴ・ペリーの時代との比較の論となることも多く、それと同じや、それ以上のものを期待された中での、アルバム「アライヴァル」や、2代目ボーカリストとなったスティーヴ・オウジェリーの評価というものは、ある種、色眼鏡で見られていたり、ニュートラルな判断で語られていないことが多いのですが、個人的には、アルバム「アライヴァル」は『ジャーニー』のアルバム中でも、かなりアダルトなアルバムで魅力的な楽曲の多い、隠れた名盤だと思います。
2代目のスティーヴ・オウジェリーも、3代目となったアーネル・ピネダも、歌に重きを置く『ジャーニー』というバンドのボーカリストを務められる人材は、どの人も質が高いです。
『ジャーニー』のボーカリストとしては、陽の目に当たることの少ないスティーヴ・オウジェリーですが、スティーヴ・ペリー脱退後のボーカルとして、周りから厳しく大きなプレッシャーがかかる中で制作されたアルバム「アライヴァル」の名曲群とともに、彼が『ジャーニー』の灯を消さずに、今に残した功績は大きいと感じます。