「ダイイング・トゥ・リヴ」(邦題:消えそうなハート)は、エドガー・ウインターが率いるバンド「エドガー・ウィンターズ・ホワイト・トラッシュ」 が1971年にリリースしたアルバム「ホワイト・トラッシュ」に収録されたバラード。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Dying+To+Live+Edgar+Winter
「ダイイング・トゥ・リヴ」の歌詞の一節を略訳すると、
「何故、必死に見ようとしている? 視界には何も無いというのに。
何故、誰かに何かを与えようとするのか? 誰もチャンスなど与えてくれないのに。
何故、生きるのに必死なんだ? 死ぬ為に生きているというのに・・・。」
というように感慨深いもので、一見してネガティヴな切り口ですが、実は最後のサビでは歌詞の意味が転換され、達観性のある歌詞となります。興味のある方は、ぜひ熟聴してみて下さい。
エドガー・ウインターは、実兄がギタリストのジョニー・ウインター(Jonny Winter)であり、兄と同じくアルビノとして生まれたことでも知られます。
ボーカル、キーボードやサックス、ギターとマルチな才能を持ち合わせ、キーボードをスタンディングプレイする為に、ストラップを使用したパイオニアと言われています。
また、2003年には若くして天才ブルースシンガーとして注目されたジョニー・ラングがアルバム「ロング・タイム・カミング」でカヴァー。ジョニー・ラングのバージョンも秀逸な作品となっておりますので、ぜひ聞いてみて下さい。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=dying+to+live+jonny+lang
「ダイイング・トゥ・リヴ」は、2003年に公開されたカリスマラッパー「ツゥーパック」のドキュメント映画「トゥパック:レザレクション」(原題 : Tupac: Resurrection )など、映画や番組にも使用されています。
(この映画の中では、ツゥパックの死後に発表されたアルバム「アンティル・ジ・エンド・オブ・タイム」から、ツゥパックがカバーアレンジしたラップバージョン「Runnin On E (feat. The Outlawz)」が使用されています。)
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ジョニー・ラング (Jonny Lang) ☜おすすめカバー
・・・ほか