「ジャングル・ブギー」は、 米国のファンクバンド『クール・アンド・ザ・ギャング』が1973年にリリースした楽曲。
アルバム「ワイルド&ピースフル」(Wild and Peaceful )に収録された楽曲で、のちに、アルバムからのシングル第2弾としてもリリースされ、ヒットを記録しました。
R&Bをベースに、ファンクとヒップホップを融合させた大ヒットナンバーで、ファンク黄金期とも呼べる時代を代表する楽曲の1つでもあります。
『クール・アンド・ザ・ギャング』のブレイクを決定的にし、ファンクバンドとしての地位を築いた楽曲とアルバムと言えるでしょう。
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↑アルバム「ワイルド&ピースフル」
『クール・アンド・ザ・ギャング』は、ジャズベーシストだった”ロバート・クール・ベル”を核とした大所帯のバンド。
アメリカNo.1の”パーティ・バンド”とも言われ、多くのヒットを生んだ『クール・アンド・ザ・ギャング』は、のちのファンクミュージック、ダンスミュージック、ヒップホップなどに大きな影響を与えました。
紹介の「ジャングル・ブギー」も、ファンキーなノリの良さの中にも、ジャジィでグルーヴィンなベースはもちろん、煌びやかで派手な合いの手を決めるホーンセクションやファンクなギター、ボーカルのキャッチーなメロデにラップと、多くの要素が感じ取れる楽曲ですね。
おすすめコンピレーションアルバム
尚、「ジャングル・ブギー」は、
アカデミー賞7部門にノミネート、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞のクエンティン・タランティーノ監督作品。
1994年に公開された映画「パルプ・フィクション」(原題 : Pulp Fiction )ほか、
エディ・グリフィン主演、抱腹絶倒のスパイアクション、
2002年に公開された映画「アンダーカバー・ブラザー」
プロの世界に復帰した野球選手が、個人の名誉より“もっと大切なこと”を学んでいく姿を描いたスポーツ・エンターテイメント・ムービー、
2004年に公開された映画「Mr.3000」
ビール一気のみ選手権を描いた抱腹絶倒のスーパーハイテンション・コメディ、
2004年に公開された映画「ビール・フェスタ 無修正版 ~世界対抗・一気飲み選手権」
(原題 : Beerfest )
大ヒット作「アーサーとミニモイの不思議な国」に続く第二章、
2009年に公開された映画「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」
(原題 : Arthur et la vengeance de Maltazard )
まだ解離性同一性障害という病が今ほどの認知と理解を得られていなかった時代に挑んだ、ハリウッドで映画化の争奪戦となった作品、2010年に公開された映画「多重人格ストリッパー フランキー&アリス」(原題 : Frankie & Alice )
など、多くの映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- スライ&ロビー (Sly & Robbie)
- ビーニ・マン (Beenie Man)・・・ほか