「ビー・マイ・ベイビー」(邦題 : あたしのベビー)は、米国の女性ボーカルグループ『ザ・ロネッツ』が1963年にリリースしたシングル。
ジェフ・バリー(Jeff Barry)、エリー・グレニッチ(Ellie Greenwich)の名コンビに加え、フィル・スペクター(Phil Spector)によって書かれた楽曲で、全米シングルチャートの2位を記録する大ヒット。
翌年に発売されたアルバム「プレゼンティング・ザ・ファビュラス・ロネッツ・フィーチャリング・ヴェロニカ(…Presenting the Fabulous Ronettes Featuring Veronica)にも収録されました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Be%C2%A0My%C2%A0Baby%2FTHE%C2%A0RONETTES
↑アルバム「プレゼンティング・ザ・ファビュラス・ロネッツ・フィーチャリング・ヴェロニカ」
“鬼才”と称されるフィル・スペクターのプロデュースによるもので、「ビー・マイ・ベイビー」は音を幾つも重ねて作る「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる、フィル・スペクターのサウンドの代表的な作品の1つにもあげられる作品。
当時のモノラルサウンドからも十分な輝きを放つ、キャッチーなサウンドとシンプルで覚えやすいメロディを持つ名曲で、1960年代のポップスの中の最高傑作との呼び声も高い楽曲です。
↑おすすめコンピレーションアルバム
尚、紹介の曲「ビー・マイ・ベイビー」は、
ハーヴェイ・カイテル / ロバート・デ・ニーロ主演。
マーティン・スコセッシ監督がN.Y.のイタリア人街に住む若者たちの孤独、友情、挫折を描いた人間ドラマ。1973年に公開の映画「ミーン・ストリート」(原題 : Mean Streets)ほか、
60年代のヒット曲満載。60年代を舞台に、一家で避暑地を訪れた17歳の少女が経験する恋を激しくセクシーなダンスをエッセンスに描いた青春ラブ・ストーリー。
1987年に公開された映画「ダーティ・ダンシング」(原題 : Dirty Dancing)
母になりたいすべての女性たちに贈る全米No,1ハートフル・コメディ、
2008年に公開された映画
「ベイビー・ママ」
など、映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ベット・ミドラー (Bette Midler)
- アーロン・ネヴィル (Aaron Neville)
- ベイ・シティ・ローラーズ (Bay City Rollers)
- リンダ・ロンシュタット (Linda Ronstadt)
- グラハム・ボネット (Graham Bonnet)
- レスリー・グレース (Leslie Grace)
- レスリー・メンデルソン (Leslie Mendelson)
- クワタバンド (KUWATA BAND)
- オリジナル・ラブ (ORIGINAL LOVE)
- 弘田 三枝子 (Hirota Mieko)
- 萩原 健一 (Hagiwara Kenichi)
- 安西 マリア (Anzai Maria)
- 鮎川 誠 (Ayukawa Makoto)
- 鈴木 聖美 (Suzuki Kiyomi)
- 浜田 省吾 (Hamada Shogo)
- 天童よしみ (Tendo Yoshimi)
- 坂本 冬美 (Sakamoto Fuyumi)・・・ほか