「ハウ・アム・アイ・サポーズド・トゥ・リヴ・ウィズアウト・ユー」は、米国の男性シンガーとしても知られるマイケル・ボルトンらによって書かれた楽曲で、4オクターヴの音域を持つ女性シンガー、ローラ・ブラニガンによって1983年に最初にリリースされたラヴバラードです。
アルバム「Branigan 2」(邦題:哀しみのソリテアー)に収録され、同年、シングルカットとなりました。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=How+Am+I+Supposed+To+Live+Without+You+Laura+Branigan
残念ながら、ローラ・ブラニガンは47歳という若さで亡くなっておられるのですが、1989年には作者であるマイケル・ボルトンが自身のアルバム「ソウル・プロヴァイダー」でセルフカバー。
シングルがリリースされると米国シングルチャートの1位を獲得するヒットとなり、アルバム「ソウル・プロヴァイダー」は、紹介曲を含む5曲もの作品がシングルカットとなりビッグセールスを記録しました。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=How+Am+I+Supposed+To+Live+Without+You+Michael+Bolton
そして、ここでピックアップしたバージョンはマイケル・ボルトンが2011年にリリースしたコンピレーションアルバム
「GEMS」(邦題:デュエッツ)に収録された、香港生まれの米国の女性シンガー、ココ・リーとのデュエットバージョン。
アルバム「デュエッツ」は邦題のとおり、様々なアーティストとマイケル・ボルトンとのデュエットが収録されています。
「MR.ボーカリスト」との異名を持つマイケル・ボルトンですから、どのアルバムも作品も聞きごたえがあるわけですが、コンピレーションアルバム「デュエッツ」(原題:GEMS )は、まさに「GEMS = 宝石」のような輝きを放つ良質な楽曲群ばかり。デュエットスタイルが、また新鮮さを加えている名盤といえます。
尚、紹介したココ・リーとのデュエットの「ハウ・アム・アイ・サポーズド・トゥ・リヴ・ウィズアウト・ユー」は、現在はAppleミュージックにも登録されておらず、CDでも日本盤のボーナストラックとしての収録曲ですので、手に入れたい方は国内盤CDを選択して購入するようにして下さいね。
「ハウ・アム・アイ・サポーズド・トゥ・リヴ・ウィズアウト・ユー」は、マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ主演の2018年のコメディ映画「Never Goin’ Back」など、
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ローラ・ブラニガン (Laura Branigan) [Original]
- マイケル・ボルトン (Michael Bolton) [Self-Cover]
- ティム・クリステンセン (Tim Christensen)
- フィリッパ・ジョルダーノ (Filippa Giordano)
- アッカー・ビルク (Acker Bilk)
- ゲイリー・パケット (Gary Puckett)
- ローラ・フィジィ (Laura Fygi)
- コリン・レイ (Collin Raye)
- 松田聖子 (Matsuda Seiko)
- シャロン・クネタ (Sharon Cuneta)
- ジュリー・スー (Julie Sue)
- マッテオ・ブランカレオーニ (Matteo Brancaleoni)
- ローレンス・ファン・ルーエン (Laurens Van Rooyen)
- ファリド・アスケロフ (Farid Askerov)
- マリー・カーメン・コッペル (Marie Carmen Koppel)
- ニュートン (Newton)
- ジョン・ウォリントン (John Warrington)
- ロンドン交響楽団 (London Symphony Orchestra)
- ジョン・フォックス (John Foxx)
- ニクラス・アンデション (Niklas Andersson)
- レイランド・ホールトン (Rayland Horton)
- メル (MëLL) ・・・ほか