スマイル / マイケル・ジャクソン (Smile/Michael Jackson)

「スマイル」は、喜劇王ことチャーリー・チャップリンが、1936年公開された映画「モダン・タイムス」(Modern Times)のために作曲した楽曲です。

映画「モダン・タイムス」では、歌詞・ボーカルの無いインストゥルメンタル作品として、無声映画のバックグラウンドミュージックとなっています。

↑映画「モダン・タイムス」

1954年にジョン・ターナーとジェフリー・パーソンズによって歌詞とタイトルが付けられ、ナット・キング・コールがリリース。米国はじめ、英国などでヒットとなりました。
以降は、様々なアーティストによってカバーされる楽曲となっていきます。

↑ナット・キング・コール

紹介のマイケル・ジャクソンのカバーは、1995年にリリースされた２枚組のアルバム「ヒストリーパスト、プレズント・アンド・フューチャーブック1」(HIStory (Past, Present And Future Book 1) )に収録されました。

２枚組のうちのディスク１はヒット曲を中心としたベストアルバムとなっており、ディスク２には新しく収録された曲が記録されています。

アルバム「ヒストリー」はビッグセールスを記録し、15カ国以上の国で１位を獲得する大ヒット。
また、マイケル・ジャクソンはアルバム「ヒストリー」のリリースを期に、事実上の最後となったソロでの世界ツアーを敢行し、記録的な観客数を動員させることとなりました。

↑アルバム「ヒストリーパスト、プレズント・アンド・フューチャーブック1」

近年では、アカデミー賞の「主演男優賞」を獲得した”ホアキン・フェッニックス”主演の映画「ジョーカー」に使用されたことでも、注目を浴びましたね。

映画「ジョーカー」予告映像

尚、「スマイル」は、ほかにも、

ロバート・デ・ニーロ / レオナルド・ディカプリオ共演作品、
1993年に公開された映画「ボーイズ・ライフ」(原題 : This Boy’s Life )

アンナ・クラムスキー主演のハートフル・ストーリー、
1994年に公開の映画「マイ・ガール 2」(原題 : My Girl 2 )

サンドラ・ブロック主演、
1998年公開の映画「微笑みをもう一度」(原題 : Hope Floats )

ジュリア・ロバーツ主演で贈る感動のヒューマン・ドラマ、
2003年に公開された映画「モナリザ・スマイル」(原題 : Mona Lisa Smile )

全米で人気のコメディアン、クリス・ロックが監督・主演で贈る、エッジの効いたブラック・コメディ。2014年に公開された映画「トップ・ファイブ」(原題 : Top Five )

などにも使用されています。

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

チャーリー・チャップリン (Charlie Chaplin) [Original]
ナット・キング・コール (Nat King Cole)
バーブラ・ストライサンド (Barbra Streisand)
ヘイリー・ロレン (Halie Loren)
ナタリー・コール (Natalie Cole)
トニー・ベネット (Tony Bennett)
グレゴリー・ポーター (Gregory Porter)
ハーブ・ジェフリーズ (Herb Jeffries)
サミー・デイヴィス・ジュニア (Sammy Davis Jr.)
ジョージ・ベンソン (George Benson)
ビージー・アデール・トリオ (Beegie Adair Trio)
グリー・キャスト (Glee Cast)
チャーリー・グリーン (Charlie Green)
ラッセル・ワトソン (Russell Watson)
ジョシュ・グローバン (Josh Groban)
クリス・ボッティ (Chris Botti)
イマ (IMA)
スラヴァ (Slava)
ジョン・ウィリアムズ (John Williams)
ロバート・ダウニー・ジュニア,チャーリー・ヘイデン＆アラン・ブロードベント (Robert Downey, Jr. Charlie Haden＆Alan Broadbent)
エットーレ・ストラッタ (Ettore Stratta)
チャーリー・マリアーノ (Charlie Mariano)
ミーシャ (MISIA)
ジュジュ (JUJU)
槇原敬之 (Makihara Noriyuki)
手嶌葵 (Teshima Aoi)
アン・サリー (Ann Sally)
細野晴臣 (Haruomi Hosono)
平賀マリカ (Hiraga Marica)
奥村愛 (Okumura Ai)
川畠成道 (Kawabata Narimichi)
東儀秀樹 (Togi Hideki)
幸田浩子＆加藤昌則 (Kouda Hiroko ＆ Kato Masanori)・・・ほか