「オープン・アームズ」は、米国のロックバンド『ジャーニー』が1981年にリリースした楽曲。
アルバム「エスケイプ」に収録されたバラードで、翌年にはシングルリリースとなりヒットを記録しました。
「オープン・アームズ」は、初代ボーカリストのスティーヴ・ペリー在籍時の名バラード。
『ジャーニー』のサウンドの核となる、ニール・ショーン(Gt)とジョナサン・ケイン(Key)の有能な両サウンドメーカーが生んだ不滅の名曲です。
バンド『ジャーニー』の黄金期とも呼べる時代の、一般にも有名な楽曲であり、今なお『ジャーニー』を代表するバラードの1つといえるでしょう。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Open%C2%A0Arms%2FJOURNEY
尚、「オープン・アームズ」が収録されたアルバム「エスケイプ」は、「オープン・アームズ」を含む6曲もの楽曲がシングルカットとなり、米国ビルボード・アルバムチャートの1位を獲得しました。
↑アルバム「エスケイプ」
また近年、新星ボーカリストとなったアーネル・ピネダを迎えて制作リリースされたアルバム「レベレーション」(REVELATION)には「オープン・アームズ」が再レコーディングされており、アーネル・ピネダの高い技術を持った歌唱を聞くことができます。
バラードはハードロックのバラードには敵わないと言われるように、ハードロックのバラードには美しいメロディとスケールの大きなパワーバラードと呼ばれるものが多く、なかでも『ジャーニー』は、そのクオリティの高いバラードを軸に、アンダーグラウンドだったハードロックをメジャーシーンへと押し上げ、ハードロックムーヴメントを作ったとされるバンドの一つです。
バラードが好きという日とは、ぜひハードロックというジャンル名に怖気ず、聞き拡げてみてください。
そんなハードロックのバラードの良さを認め表すかの如く、1995年には、当時、大ブレイク中だったマライア・キャリーが「オープン・アームズ」をカバー。
アルバム「デイドリーム」(Daydream)に収録されました。
アルバム「デイドリーム」は、米国をはじめ、カナダや日本など、多くの国でチャート上位にランクインする大ヒット。
「オープン・アームズ」はシングルカットとなり、ヒットを記録。
マライア・キャリーのバージョンも、一般的に有名なものとなりました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Open%C2%A0Arms%2FMariah+carey
↑アルバム「デイドリーム」
尚、「オープン・アームズ」は、
1982年に公開された映画「グローイング・アップ/ラスト・バージン」
(原題 : The Last American Virgin )ほか、
ユニバーサルシネマ配給、アダム・サンドラー主演のコメディ。
昨日までは親友、今日から夫婦!?異色の爆笑ウェディング・ムービー!!
2007年公開の映画「チャックとラリー おかしな偽装結婚!?」
(原題 : I Now Pronounce You Chuck & Larry )
など、映画や番組にも使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ニール・ショーン (Neal Schon)[Self-Cover]
- ジョナサン・ケイン (Jonathan Cain)[Self-Cover]
- マライア・キャリー (Mariah Carey)
- セリーヌ・ディオン (Celine Dion)
- エリック・ベネイ (Eric Benét)
- ボーイズ・ツゥー・メン (Boyz II Men)
- バリー・マニロウ (Barry Manilow)
- アイザ・シグェーラ (Aiza Seguerra)
- トミー・ショウ (Tommy Shaw)
- 葉加瀬太郎 (Hakase Taro)
- 小野”SHO”正利 (Ono “SHO” Masatoshi)
- 渡辺美里 (Watanabe Misato)
- 樹里からん (Julee Karan)
- 上新功祐 (Kamishin Kosuke)
- ギラ・ジルカ (Geila Zilkha)
- 垂石雅俊 (Taruish Masatoshi)
- 千代 正行 (Chiyo Masayuki)・・・ほか