「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ・トゥ・イエスタデイ」は、6つの声を持つと称されたソウル・R&Bシンガー、”G.C.キャメロン”こと、”ジョージ・カーティス・キャメロン”が1975年にリリースし、ヒットさせたバラードです。
1975年に公開された映画「クーリー・ハイ」(原題 : COOLEY HIGH )で使用され、映画のサントラにも収録、シングルリリースもされました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=It%27s%C2%A0So%C2%A0Hard%C2%A0To%C2%A0Say%C2%A0Goodbye%C2%A0To%C2%A0Yesterday%2FG.C.Cameron
↑映画「クーリー・ハイ」
G.C.キャメロンといえば、男性5人組のソウルボーカルグループ”スピナーズ(The Spinners)”に在籍したことでも知られ、2003年には”テンプテーションズ(The Temptations)”に加入と、実力派のグループを渡り歩いたことでも、ご存知な方も多いのではないでしょうか。
↑G.C.キャメロン
紹介の曲「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ・トゥ・イエスタデイ」は、そんな、G.C.キャメロンが”スビナーズ”脱退後の、1975年にソロとしてリリースした曲。
ハモンドオルガンの切ない揺らぎ、悲しきバッキングピアノの叙情、レクイエムを感じさせるホーンセクション、そして優しく包み込む様に、やがてエモーショナルに高まるG.C.キャメロンの歌唱が胸を打つ、切ない名曲ですね。
1991年には、ボーカルグループ「ボーイズ・II・メン」(Boyz II Men)がカバーし大ヒットさせ、「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ・トゥ・イエスタデイ」を見事リバイバルさせました。
こちらも有名なバージョンです。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=It%27s+So+Hard+To+Say+Goodbye+To+Yesterday%2FBoyz+II+Men
こちらはアカペラで歌われており、ボーカルグループの魅力を生かしたコーラスワークが美しいアレンジですね。
本家G.C.キャメロンのバージョンも、リバイバルさせたボーイズ・II・メンのバージョンも、どちらも魅力的な良いバラードに仕上がってます。
みなさんは、どちらがどちらが好みですか?
↑ボーイズ・II・メン
また紹介の曲「イッツ・ソー・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ・トゥ・イエスタデイ」は、
映画「クーリー・ハイ」のほかにも
1991年に公開された映画「ハウス・パーティ 2」
メル・ギブソン / ダニー・グローバー出演のアクションムービー、
1992年に公開された映画「リーサル・ウェポン3」(原題 : Lethal Weapon 3 )
キューバ・グッディング・Jr.と歌手のビヨンセ・ノウルズが出演、
2003年に公開された映画「ファイティング・テンプテーションズ」(原題 :
The Fighting Temptations )
全米大ヒットの超おバカムービー、
2006年に公開された映画「最凶赤ちゃん計画」(原題 :
Littleman )
など、映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ボーイズ・II・メン (Boyz II Men) ☜おすすめカバー
- ジェイソン・ムラーズ (Jason Mraz)・・・ほか