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ゴット・トゥ・ビー・リアル / シェリル・リン (Got To Be Real/Cheryl Lynn)

「ゴット・トゥ・ビー・リアル」は、米国の女性シンガー”シェリル・リン”が1978年にリリースしたデビューシングルで、デビューアルバム「Cheryl Lynn」にも収録されたディスコナンバー。
ヒットを記録し、今なおディスコナンバーの代表曲の1つとして取り上げられるナンバーです。

YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Got+To+Be+Real%2FCheryl+Lynn

シェリル・リンはTV番組「ゴング・ショー」に出演して注目されると、コロンビア・レコードと契約。
TOTOのヒット曲「Georgy Porgy」のバック・ボーカルなどを担当し、紹介の曲「ゴット・トゥ・ビー・リアル」で大ヒットを記録します。

幼少期には教会で歌っていたという彼女の歌唱からは、ゴスペルフィーリングを感じることができます。
ゴスペルは「明」に繋がるエモーションであり、ブルースは「暗」に繋がるエモーションなどとも言われたりもしますが、チャカ・カーン同様、ファルセットやミックスを織り交ぜ、張りのある”パーン”と伸びきる様な竹を割った様な高音も特徴で、爽快なダンスナンバーのフィーリングによく合っています。

また、名曲となった理由には、彼女の歌唱のストロングポイントや特性を上手く活かした、作曲・プロデュース陣の仕事にも目を向けると良いでしょう。
プロデュースは、サウンドメーカーとしても有名でシェリル・リンがバック・ボーカルを担当したロックバンド「TOTO」のキーボーディスト”デヴィッド・ペイチ(David Paich)”、そして、”ソングライターの殿堂”にも名を連ねるデヴィッド・フォスターが手掛けています。

花びらが舞い散るかの如く軽やかで弾む様な鍵盤と、きらびやかなバッキングやフック感の強い印象的なリフを奏でるホーンセクション。
“タメ”とスウィング感が魅惑的なベースライン。
サウンドのスケールを一層、壮大なものに感じさせるコーラスセクションやストリングスと、全ての楽器が織り成すノリの良いダンスナンバーに仕上がっています。

シェリル・リンの力強くも爽快な歌唱に、名プロデューサー陣のスキルが合わさり、品が良い中にもR&Bやファンク臭さも感じられる、ダンスナンバーの秀作に仕上がったといえるでしょう。
スタジオテイクも良いですが、ライヴが似合う楽曲ですね。

↑アルバム「Cheryl Lynn

尚、「ゴット・トゥ・ビー・リアル」は、

ケヴィン・ベーコン / ジョン・マルコヴィッチ出演、
1991年に公開された映画「クイーンズ・ロジック/女の言い分・男の言い訳 」ほか、

アル・パチーノ / ショーン・ペン / ペネロープ・アン・ミラー出演、
1993年に公開された映画「カリートの道」(原題 : Carlito’s Way )

エドワード・ノートンの初監督作品、
ベン・スティラー / ジェナ・エルフマン / エドワード・ノートン出演、
2000年に公開された映画「僕たちのアナ・バナナ」(原題 : Keeping the Faith )

エディ・グリフィン主演、抱腹絶倒のスパイアクション、
2002年に公開された映画「アンダーカバー・ブラザー」

西田敏行 主演、
2003年に公開された映画「ゲロッパ !」(英題 : Get Up! )

ドリームワークス制作のアニメーション映画、
2004年に公開された映画「シャーク・テイル」

スティーブ・マーティン主演、
2006年に公開された映画「ピンクパンサー」(原題 : The Pink Panther )

キャメロン・ディアス/ケイト・ウィンスレット/ジュード・ロウ/ジャック・ブラックなど、
豪華キャスト共演で贈る、恋の素晴らしさを実感させてくれるプレシャス・ラブ・ストーリー。2006年公開「ホリデイ」(原題 : The Holiday )

ベン・スティラー主演、ショーン・レヴィ監督作品。
2014年公開の映画「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」
(原題 : Night at the Museum: Secret of the Tomb )

デイヴ・エガーズのベストセラー小説を映画化、トム・ハンクス主演。
2016年公開の映画「王様のためのホログラム」(原題 : A Hologram for the King )

など、多くの映画や番組にも使用されています。

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • ジョーダン・ヒル (Jordan Hill)
  • アミイー・スチュワート (Amii Stewart)
  • ヤング・ディーヴァス (Young Divas)
  • グルーヴスプリッターズ feat.シェナ (Groovesplitters feat.Shèna)
  • LA・サウンドマシーン & ヴォイセズ (LA Soundmachine & Voices)
  • ソンミン (SunMin)
  • クラウジア・レゼンデ (Claudia Rezende)
  • キューバン・ジャズ・コンボ (Cuban Jazz Combo)
  • セレブレア (Celebrare)
  • ストックホルム・ジャズ・セット (Stockholm Jazz Set)
  • 小林香織 (Kobayashi Kaori) 〜Inst〜
  • ジーン・キャノン (Gene Cannon) 〜Inst〜
  • 熱帯ジャズ楽団 (Nettai Tropical Jazz Big Band) 〜Inst〜
  • ユウコサクシー (UKOSAXY) 〜Inst〜・・・ほか
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この記事を書いた人

歌手輩出実績多数 / 初心者大歓迎 /
全国オンラインレッスン対応 /
ボイストレーニングスクールのトップノート

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