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シンデレラ/ドント・ノウ・ホワッツ・ユー・ガット(ティル・イッツ・ゴーン)[邦題:愛の絆] | Cinderella – Don’t Know What You Got (Till It’s Gone)

紹介の曲は、アメリカのロックバンド “シンデレラ”が1988年にリリースした楽曲。
セカンドアルバム「ロング・コールド・ウインター」(Long Cold Winter)に収録され、のちにシングルリリースされた作品で、Don’t Know What You Got (Till It’s Gone)、”大切なものは失ったあとで気付かされる”というタイトルからもわかるように、募る後悔や未練を歌った、ピアノの美しいイントロからスケールの大きなサウンドへと盛り上がりをみせるパワーバラードです。

~歌詞・要訳~
大切なものも、自分の間違いも、君を失うまでは分からなかった。
今では、はっきりと分かるというのに。
僕に残されたのは歌うことだけさ。
もう一度、考え直してほしい。
わかったんだ、今では何が一番大切なことなのかということも。
あの時を取り戻すことは簡単じゃないことも。
とても長い時間がかかるということも。

YouTube動画は文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=cinderella+don%27t+know+what+you+got+till+it%27s+gone

“シンデレラ”は、バンドのメインソングライターでリードボーカルのトム・キーファー(Tom Keifer)を中心としたロックバンド。
トム・キーファーは幼い頃からギターを弾きはじめるとブルースに影響を受け、若い頃から作曲を行うなど、キーボードなど多くの楽器もこなす多才な人物。
嗄れた個性的な歌声も魅力的で、その唯一無二の声とブルース色を放つ”シンデレラ”のサウンドは、他のメタルバンドとは違う雰囲気を感じさせてくれます。
バラードのような美しいサウンドに嗄れた歌声が映え、エモーション深く、楽曲の魅力が際立ちますね。

そんな希有な才能に目をつけたのが、キッスのベーシストである”ジーン・シモンズ”や、ボン・ジョヴィのボーカル”ジョン・ボン・ジョヴィ”。
最終的に”シンデレラ”はジョン・ボン・ジョヴィから勧められたオファーを受け、マーキュリーレコードとメジャー契約。
”ジョン・ボンジョヴィ”云く、トム・キーファーの非凡な歌声とギタープレイが目に留まり、レーベルに契約を推薦したと言われています。
”ジーン・シモンズ”も”ジョン・ボン・ジョヴィ”も、類い稀なる才能を見のがさないのは、さすがです。

YouTubeやSNSの影響を受け過ぎて頭でっかちとなり、知らぬ間に多くの人の個性が統一され、情報に支配されている今の時代、トム・キーファーのような個性の強いシンガーは、この先、さらに出現しにくくなっていくのではないでしょうか。

バンド“シンデレラ”は、当時のグラムメタル・LAメタルのムーブメントに寄せたサウンドでデビュー。

↑シンデレラ-1stアルバム「Night Song」

紹介曲「ドント・ノウ・ホワッツ・ユー・ガット(ティル・イッツ・ゴーン)[邦題:愛の絆]も収録されているセカンドアルバムでは、トム・キーファーの音楽のルーツであるブルース色を強化したサウンドとなり注目を集めました。


メンバー間の問題から、2014年の「モンスターズ・オブ・ロック・クルーズ」を出演を最後に、活動を停止。
残念ながら、昨年、2021年の夏には、長年ギタリストとしてバンドを支えてきた”ジェフ・ラバー”が急逝し、その翌日には、バンドのツアーメンバーとしてキーボードを担当した”ゲイリー・コーベット”の訃報も流れるのですが、じつは”ジェフ・ラバー”と同じ日に亡くなっていたとの事実に、シンデレラを知る者やハードロックファンの間では二重の驚きとショッキングなニュースとなりました。

尚、紹介の曲 「ドント・ノウ・ホワッツ・ユー・ガット(ティル・イッツ・ゴーン)[邦題:愛の絆]は、ヴェネツィア映画祭金獅子賞、ゴールデングローブ主演男優賞を受賞した、老いたレスラーが輝きと自信を取り戻すために再びリングへと上がるストーリーを描いた感動作品。
主演ミッキー・ロークがプロレスラー役を演じたことも話題となった映画「レスラー」(原題:The Wrestler)などにも使用されています。

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この記事を書いた人

初心者大歓迎。プロ輩出実績多数。
ボイストレーニングスクールのトップノートです。

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