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ビー・マイ・ベイビー/ヴァネッサ・パラディ(Be My Baby/Vanessa Paradis)

紹介の曲「ビー・マイ・ベイビー」は、フランスの歌手”ヴァネッサ・パラディ”が1992年にリリースした楽曲で、キュートさとポップさを兼ね備えたキャッチーなナンバー。

母国フランスやヨーロッパを中心に女優や歌手として活躍していたヴァネッサ・パラディが世界的にヒットを記録した楽曲で、英語で制作された3rdアルバム「ヴァネッサ・パラディ」に収録され、同時期にシングルもリリースされました。
当時、恋仲にあったレニー・クラヴィッツによって制作されていることにも注目して欲しいところです。

YouTube動画は文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Be+My+Baby%2FVanessa+Paradis

イントロではガレージロック風の音色でラフな疾走感を感じさせる16分のドラムのフィルインから一転、ドラムスネアの頭打ちでツービート的な見栄えのクールで小気味よいビート感を打ち出しているのですが、ここでのギターのアクセントはハーフビート。(しかも、よくある3拍目や4拍目ではなく2拍目を活かすパターン)
ドラムの小気味良い乗りに反して、ギターは少しブレーキング(理性や抑制)を感じさせ、そんなギャップが面白いグルーヴを作っていると感じます。

また、そこに重ねられるイントロメロディのモチーフは3のグルーヴを感じさせ、そのノリが繰り返されるタイトさとシンコペーションの躍動感が共存しており、やはりギャップを感じさせるものになっているのが面白いですね。

そういった効果からか、リズミカルなイントロなのに、どこが一拍目だ?何処までが一小節だ?なんて惑わされてしまう人もいるのではないでしょうか?
イントロを聞いただけでも、レニー・クラヴィッツのグルーヴを操る巧みな能力や感性、作曲センスを感じさせてくれます。

また、ヴァネッサ・パラディの甘えるような声や歌い口は言うまでもありませんが、休符から始まり語尾はシンコペーションするボーカルメロディの音節の多用も、なんだか異性にあざとく強請るように上手く作られていると感じます。

のちにジョニー・デップの奥方となるなど、現在までに俳優や歌手など著名人と多くの浮世を流したヴァネッサ・パラディのコケティッシュなキャラクターや魅力が、作品の至る所に上手く表現されているようで面白いですね。

こういった幼い印象のボーカルスタイルやコケティッシュさを持ち合わせたアーティストは女性アイドルやグループにも多く、非力でアイドル指向が強い日本では割と多いタイプ。
ヘタウマと呼ばれるタイプにも、こういった歌唱スタイルが多く見られます。

世界的な実力派ボーカリストの減少や、昨今では”かわいい”という言葉も世界的に使われるようになりましたから、どちらかと言えば、これからは世界的に増えていくボーカルスタイルかもしれませんね。

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • 南波志保 (Nanba Shiho)・・・ほか
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この記事を書いた人

初心者大歓迎。プロ輩出実績多数。
ボイストレーニングスクールのトップノートです。

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