「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」は、ボーイズ・トゥー・メンが1994年にリリースしたセカンドアルバム「II」の先行シングルとしてリリースされた楽曲。
名プロデューサーの1人、とくにR&B系アーティストのプロデュースでは有名なベイビーフェイス(Babyface)によって書かれた楽曲で、ボーイズ・トゥー・メンの魅力いっぱいのスウィートポップなバラードです。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=I%27ll+Make+Love+To+You+Boyz%C2%A0%E2%85%A1%C2%A0Men
シングル「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」は、14週にも渡り1位をキープする快挙を打ち立て、第37回グラミー賞で「最優秀R&B楽曲賞」と、「最優秀R&B・パフォーマンス賞(ボーカルデュオまたはグループ部門)」を受賞。
アルバム「II」は、「最優秀リズム・アンド・ブルース・アルバム賞」を受賞しています。
↑アルバム「II」
「ボーイズ・トゥー・メン」は1991年にデビューし、ビッグセールスと人気を獲得し、90年代の初頭に起きたコーラスグループの一大ムーヴメントのきっかけを作ったグループです。
しなやかで甘くシルキーなボイス、清涼感のあふれるコーラスワークなどのスタイルは、現在のR&Bグループ、ポップボーイズグループなど、その多くに影響を与えたと言えるでしょう。
もちろん「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」は、コンピレーションアルバムにも収録されています。
↑おすすめコンピレーションアルバム
また、「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」は、
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット主演の青春ラブストーリー、
1998年の映画「待ちきれなくて…」(原題 : Can’t Hardly Wait )ほか、
アカデミー賞長編アニメーション映画賞受賞、
2006年に公開された映画「ハッピー フィート」
キング・オブ・青春コメディ「アメリカン・パイ」シリーズの完結編、
2012年に公開された映画「アメリカン・パイパイパイ! 完結編 俺たちの同騒会」
(原題 : American Reunion )
ダメダメなガールズアカペラ部が繰り広げる青春ガールズ・ムービー。
公開当初、わずか335の映画館での限定公開だったものの、反響を呼び、週末3日間で520万ドルを超える興行成績を記録した、2012年に公開された映画「ピッチ・パーフェクト」
ドリュー・バリモア / アダム・サンドラー出演のコメディ。
2014年に公開された映画「子連れじゃダメかしら?」(原題 : Blended )
ケビン・ハート / ジョシュ・ギャッド、名コンビ競演のラブコメディ、
2015年に公開された映画「ベストマン ーシャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間ー」
(原題 : The Wedding Ringer )
など、多くの映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ベイビーフェイス (Babyface) [Self-Cover]
- アミーア (AHMIR)
- サンダー・オニール (Alexander O’Neal)
- ルーキー・ディー (Lukie D)
- カーク・ウェイラム (Kirk Whalum)
- リチャード・エリオット (Richard Elliot)
- チャリート・ウィズ・マンハッタン・ジャズ・オーケストラ
- (Charito with Manhattan Jazz Orchestra)
- ブラクストン・ブラザーズ (The Braxton Brothers)
- ジン feat.佐藤竹善 & タケ (Jin feat. Satou Chikuzen & TAKE)
- ゴスペラーズ (The Gospellers)
- 李聖傑 (Sam Lee)
- パム・ホール (Pam Hall)
- マイケル・パンギリナン (Michael Pangilinan)・・・ほか