「アイル・ビー・ゼア」は、ジャクソン・ファイヴ(The Jackson 5 )が1970年にリリースした四枚目となったシングルで、全米チャートの1位を記録し、メジャーデビュー曲の”I Want You Back“から本作まで四作連続で1位を獲得するという記録を作りました。
同年リリースのアルバム「Third Album」にも収録されました。
ジャクソン・ファイヴは、ジャクソンファミリーで結成されたバンドグループで、幼少期のマイケル・ジャクソンが在籍していたことでも有名です。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=I%27ll%C2%A0Be%C2%A0There%2FThe+Jackson+5
↑アルバム「Third Album」
ここでピックアップしたマライア・キャリーのバージョンは、1992年に放映されたMTVの人気企画「アンプラグド」ライヴで歌われ、その模様を音源化したアルバム「MTV アンプラグド」(MTV Unplugged)の先行シングルとしてリリースされたもの。
米国やカナダのシングルチャートで1位をはじめ、多くの国で上位にランキングされるヒットとなりました。
また、アルバム「MTV アンプラグド」もビッグセールスを記録しました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=I%27ll%C2%A0Be%C2%A0There%2FMariah%C2%A0Carey
↑アルバム「MTV アンプラグド」
マライア・キャリーのバージョンは、当時、マライア・キャリーのバックボーカルを務めたトレイ・ロレンツ(Trey Lorenz )とのデュエットとなっており、ジャクソン・ファイヴの「アイル・ビー・ゼア」とは、また違った、少し大人っぽい雰囲気を見せてくれています。
トレイ・ロレンツは、この「アイル・ビー・ゼア」のデュエットで一躍脚光を浴び、知名度を上げました。
デビューアルバム、セカンドアルバムとヒットを記録し、人気を上げていた中でのライヴアルバムのリリースは、マライア・キャリーの実力を世に知らしめ、更なる大ブレイクを決定づけたライヴ音源といえるでしょう。
また、このライヴの模様を収めたものは、DVD「MTV アンプラグド」としてもリリースされました。
デビューして間もないフレッシュさを感じさせながらも、その並外れた実力を知ることが出来るライヴ映像は、おすすめです。ぜひご覧下さい。
↑DVD「MTV アンプラグド」
紹介の曲「アイル・ビー・ゼア」は、
1995年に公開された映画「Dearフレンズ」(原題 : Now and Then )など、
映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ジャクソン・ファイヴ (The Jackson 5) [Original]
- ジャーメイン・ジャクソン (Jermaine Jackson)[*Self-Cover]
- マーカス・ミラー (Marcus Miller)
- マイケル・ラフ (Michael Ruff)
- アンジェラ (angela)
- 宝塚歌劇団 (Takarazuka Revue Company)
- ユーキュウヒャク (U900)
- サワ (SAWA)・・・ほか