「アイ・ウィッシュ・イット・ウッド・レイン」(邦題:雨に願いを)は、米国の男性ボーカルグループ「テンプテーションズ」が1967年にシングルリリースし、ヒットさせた楽曲。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=I+Wish+It+Would+Rain%2FTHE+TEMPTATIONS
翌年のアルバム「The Temptations Wish It Would Rain」にも収録され、アルバムもセールスを記録しています。
「この止めどなく流れる僕の涙を隠すために、雨よ降ってくれ」と歌った「アイ・ウィッシュ・イット・ウッド・レイン」(邦題:雨に願いを)は、愛する人を他の男に奪われ傷ついた心情が歌われており、歌詞を担当したロジャー・ペンザビーン(Roger Penzabene)の実体験を描いたものとされています。
そのロジャー・ペンザビーンは、この曲の発表後に自殺。23歳という若さでした。
そんな深いエモーションを代弁するかの様な、テンプテーションズの当時のリードボーカル、”デヴィッド・ラフィン”のソウルフルでエモーショナルな歌唱が聞けるナンバーです。
名アーティストが顔を揃え、時代が流れた今も、数々のアーティストにカバーされ続けるヒット曲を量産したレーベル、モータウンレコード。
『テンプテーションズ』は、そんなモータウンレコードの全盛期を支えた有名なグループのひとつです。
↑おすすめコンピレーションアルバム
尚、紹介の曲「アイ・ウィッシュ・イット・ウッド・レイン」(邦題 : 雨に願いを)は、
激しい銃弾によって近付く者をミンチにしてしまう戦場“ハンバーガー・ヒル”を舞台に繰り広げられるベトナム戦争の死闘を描いたドラマ、1987年に公開された映画「ハンバーガー・ヒル」
(原題 : Hamburger Hill )
ロバート・デ・ニーロ / キューバ・グッディング・ジュニア主演。実話に基づくネイビー・アクション超大作。2000年に公開の映画「ザ・ダイバー」(原題 : Men of Honor )
ジョン・シングルトン監督が、軽快なソウルミュージックに乗せて贈る兄弟愛と復讐の物語。
2005年に公開された映画「フォー・ブラザーズ / 狼たちの誓い」(原題 : Four Brothers )
など、映画や番組に使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ジョニー・ジョンソン&ザ・バンドワゴン (Johnny Johnson And The Bandwagon)
- ソウルフル・ストリングス (The Soulful Strings)
- グラディス・ナイト & ザ・ピップス (Gladys Knight & The Pips)
- アレサ・フランクリン (Aretha Franklin)
- シシー・ヒューストン (Cissy Houston)
- マーヴィン・ゲイ (Marvin Gaye)
- バレット・ストロング (Barrett Strong)
- ボビー・ウーマック (Bobby Womack)
- ポール・ヤング (Paul Young)
- ポール・キャラック (Paul Carrack)
- ジミー・ライリー (Jimmy Riley)
- ザ・テクニクス (The Techniques)
- リトル・スティーヴン (Little Steven)
- パット・ケリー (Pat Kelly)
- パットルイス (Pat Lewis)
- オリバー・ダーリー (Oliver Darley)
- ウィリー・ミッチェル (Willie Mitchell)
- ブロードウェイミュージカル・エイント・トゥー・プラウド (Original Broadway Cast Of Ain’t Too Proud)・・・ほか