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キャント・ファイト・ディス・フィーリング / アール・イー・オー・スピードワゴン (Can’t Fight This Feeling / REO Speedwagon)

紹介の曲、「キャント・ファイト・ディス・フィーリング」(邦題 : 涙のフィーリング)は、米国のロックバンド「アール・イー・オー・スピードワゴン」(REO Speedwagon)が1984年にリリースしたバラード。
アルバム「ホイールズ・アー・ターニン」(Wheels Are Tunin’)に収録され、アルバムの後を追って、翌月にシングルもリリースとなりヒットチャートの1位を記録する大ヒットとなりました。
「アール・イー・オー・スピードワゴン」を代表する1曲と言えるでしょう。

愛する人への誰よりも強い想いを持ちながら、いつも見守るだけで踏み出せずにいる人へ勇気を贈るラブ・バラードでもあるのですが、ミュージックビデオ*(赤ちゃんの映像から始まるバージョン)では、1人の人を想い、愛し続ける生涯が描写されており、その愛の強さや大きさが感じられる、感動の作品となっています。
(*スタジオでのバンド録音を描写しているPVのバージョンが、別に在ります。)

YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=Can%E2%80%99t+Fight+This+Feeling+%2F+REO%C2%A0Speedwagon

「アール・イー・オー・スピードワゴン」は、ハードなロックサウンドの側面も持っていますが、「ブレッド(Bread)」や「テン・シー・シー(10cc)」、「シカゴ(chicago)」「エア・サプライ(Air Supply)」など、1970年代から1980年代にかけて多く見られる、透明感あるボーカルや、鍵盤などを用いたポップなサウンドやお洒落なコード進行を特徴とした軽いスタイルのロックで、ソフトロックと称されるバンドにも分類されます。
とくに、リードボーカルのケビン・クローニンの歌唱スタイルは、ソフトな切り口を感じさせてくれますよね。

↑アルバム「ホイールズ・アー・ターニン」

この、どこか涼しい感じで落ち着きのある、ソフトで爽やかなキラキラとしたポップなサウンドの源流は、大ブレイクとなった「ビートルズ」の影響に加え、フォークサウンドや「ビージーズ」に代表されるようなディスコサウンドなどの影響が複合され、1960年以降に発展してきたスタイルだと言えるでしょう。

尚、「キャント・ファイト・ディス・フィーリング」(邦題 : 涙のフィーリング)は、
2001年の映画「Not Another Teen Movie」ほか、

2005年の映画「ウェイターはつらいよ」(原題:Waiting…)

2006年の映画「めざせ!スーパーの星」(原題:Employee of the Month)

2007年の映画「Kickin’ It Old Skool

2008年映画「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」(原題:Horton Hears a Who!)

2010年の映画「Fubar II

2011年の映画「ロック・オブ・エイジズ」

2013年の映画「プールサイド・デイズ」(原題:The Way Way Back)

などの映画や番組にも使用されています。

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • アレック・ボールドウィン & ラッセル・ブランド (Alec Baldwin & Russell Brand)
  • グリー・キャスト (Glee Cast)・・・ほか
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この記事を書いた人

初心者大歓迎。プロ輩出実績多数。
ボイストレーニングスクールのトップノートです。

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