「アット・ラスト!」は、1941年に公開のミュージカル映画「銀嶺セレナーデ」(原題 : Sun Valley Serenade)のために、マック・ゴードン(Mack Gordon)とハリー・ワーレン(Harry Warren)によって書かれた楽曲。
1942年に、グレン・ミラー /vo:レイ・エバリー (Glenn Miller and his Orchestra feat. Ray Eberle)によってレコードリリースされました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=At+Last!%2FGlenn+Miller+and+his+Orchestra+feat.+Ray+Eberle
ここでピックアップした”エタ・ジェイムズ”は、1960年にカバー。
アルバム「アット・ラスト!」(At Last!)に収録され、のちにシングルもリリースされヒットを記録。
世に知らしめた、一般的に有名なバージョンとなりました。
1990年にはエタ・ジェイムズは「アット・ラスト!」で「グラミー殿堂賞」に認定され、エタ・ジェイムズの代表曲のひとつとなりました。
YouTubeは文字リンクから検索できます⇒https://www.youtube.com/results?search_query=At+Last!%2FEtta%C2%A0James
エタ・ジェイムズはロサンゼルス出身のブルース・R&Bシンガー。
音楽誌の偉大なシンガーとして、常にランキングされるボーカリストの1人です。
その歌唱スタイルは、ジャニス・ジョプリンやボニー・レイット、クリスティーナ・アギレラ、アデルなどに影響を与え、ブルース・R&Bはもとより、音楽界において、後世にまで大きな影響を与え続けるアーティストといえるでしょう。
尚、紹介の曲「アット・ラスト!」は、ミュージカル映画「銀嶺セレナーデ」のほかにも、
アカデミー賞主要4部門受賞、トム・クルーズ / ダスティン・ホフマン出演、
1988年に公開された映画「レインマン」
ウィノナ・ライダー主演のラブストーリー、
1995年に公開された映画「キルトに綴る愛」(原題 : How to Make an American Quilt )
コメディー・スター、スティーブ・マーティン主演、
1995年に公開された映画「花嫁のパパ 2」(原題 : Father of the Bride Part II )
ホリー・ハンター、ダニー・デビート主演
1998年に公開の映画「マンハッタンで抱きしめて」(原題 : Living Out Loud )、
トビー・マグワイア / リース・ウィザースプーン出演、
1998年に公開された映画「カラー・オブ・ハート」(原題 : Pleasantville )、
ジュリエット・ルイス主演のラブストーリー、
1999年に公開された映画「カーラの結婚宣言」(原題 : The Other Sister )
学園青春コメディ、
1999年に公開された映画「アメリカン・パイ」
ベン・アフレック / シャーリーズ・セロン主演、
2000年に公開された映画「レインディア・ゲーム」
デイビッド・アークエット主演のコメディ、
2001年公開「スポット」(原題 : See Spot Run )
ジェニファー・ロペス / レイフ・ファインズ出演のラブコメディ
2002年に公開された映画「メイド・イン・マンハッタン」(原題 : This Is Spinal Tap )
ジャッキー・チェン主演のアクションコメディ、
2002年公開の映画「タキシード」(原題 : The Tuxedo )
ジョシュ・ハッチャーソンが主演のラブロマンス、
2005年公開の映画「小さな恋のものがたり」(原題 : Little Manhattan )
デイヴィッド・リンチ監督作品、ローラ・ダーン主演の不条理ミステリー、
2006年に公開された映画「インランド・エンパイア」(原題 : Inland Empire )
レナ・ヘディ主演のサスペンス、
2008年公開の映画「ブロークン」
ケイト・ハドソン主演のロマンティックコメディ、
2008年公開の映画「2日間で上手に彼女にナル方法」(原題 : My Best Friend’s Girl )
ソフィー・マルソー主演のラブコメディ、
2012年公開の映画「恋するパリのランデヴー」(原題 : Un bonheur n’arrive jamais seul )
名匠、フェルザン・オズぺテク監督作品、
2014年公開の映画「カプチーノはお熱いうちに」(原題 : Allacciate le cinture )
2017年公開の映画「ナッツジョブ リバティパーク奪還作戦!!」(原題 : The Nut Job 2: Nutty by Nature )
などの映画や番組にも使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- アレサ・フランクリン (Aretha Franklin)
- スティーヴィー・ワンダー (Stevie Wonder)
- セリーヌ・ディオン (Celine Dion)
- ビヨンセ(Beyoncé)
- フィービ・スノウ(Phoebe Snow)
- シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)
- マレン・モーテンセン(Malene Mortensen)
- ビージー・アデール&ジェイミー・ポール (Beegie Adair & Jaimee Paul)
- ナタリー・ダンカン (Natalie Duncan)
- ニコール・ヘンリー (Nicole Henry)
- ルー・ロウルズ&ダイアン・リーヴス (Lou Rawls & Dianne Reeves)
- ローラ・リー (Laura Lee)
- ケヴィン・マイケル (Kevin Michael)
- アイザ・セゲラ (Aiza Seguerra)
- ケイコ・リー(Keiko Lee)
- イーデン・アトウッド(Eden Atwood)
- グレン・ミラー・アンド・ヒズ・オーケストラ (Glenn Miller & His Orchestra)
- ケニー・G(Kenny G)
- ディック・ハイマン・トリオ (Dick Hyman Trio)
- ナオ・ヨシオカ (Nao Yoshioka)
- 中島紅音 (Nakajima Akane)・・・