「フレンズ・ラヴァーズ・オア・ナッシング」は、2009年にリリースされたジョン・メイヤーの4枚目のアルバム「バトル・スタディーズ」に収録された楽曲。
アルバムの最後を飾る、紹介の曲「フレンズ・ラヴァーズ・オア・ナッシング」では、タイトルのように「恋人?それとも赤の他人か?どちらかしかないんだ」と恋人という関係が終わった今も何とか良い関係でいようとする間柄について歌われており、互いに言い聞かせるかのように最後にこうリピートされています。
「”Yes” 以外は ”No” で」「”一緒にいて” 以外のものは ”さよなら” で」「”愛してる” 以外は ”嘘” だ」と。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Friends+Lovers+Or+Nothing+John+Mayer
デビュー当時のポップな路線、そして3作目のアルバム「コンティニュアム」では、自らのルーツとなるブルースやR&Bへ回帰を感じた内容でした。
その後のアルバムとなった「バトル・スタディーズ」は、ある意味、肩の力が抜けた作品と感じられるアルバム。
しかし、「バトル・スタディーズ」”戦闘からの学習”と直訳されるタイトルのアルバムは、人生や日々の中の様々な感情や想いや経験を戦闘として例えた面白い作品で、なかなか深い真理の探究を表したものとなっています。
幼少期からブルースやロックに傾向し、ギターにのめり込んだとされるジョン・メイヤー。
そのブルース・フィーリングやギターテクニックは、B.B.キングやバディ・ガイ、エリック・クラプトンなどから広く評価を得ています。
紹介曲では、ドラムにはスティーヴ・ジョーダン(Steve Jordan)、キーボードにはイアン・マクレガン(Ian McLagan)、サックスにはボブ・レイノルズ(Bob Reynolds)という錚々たるメンツが参加。
本作品も、そんなジョン・メイヤーのギターテクニックとともに、スモーキーでエモーショナルな歌声を聞くことができます。