「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」は、英国のロックギタリスト”ジョン・サイクス(John Sykes)“が1982年にシングルリリースした楽曲。
アイルランドのバンド『シン・リジィ』のフィル・ライノット(Phil Lynott)との共作で、フィル・ライノットをベース及び、ゲストボーカルに迎え制作されたバラードです。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=Please+Don%27t+Leave+Me+John+Sykes
ジョン・サイクスは、のちに『シン・リジィ』や『ホワイトスネイク』、『ブルー・マーダー』といったバンドで活躍したギタリスト。
「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」の、ハードロックバンドのギタリストが制作したものとは思えない、綺麗で優しいメロディからは、ポップでマルチな才能を持ち合わせているということが感じられます。
ギタリストの作品だけあって、美しく印象的なギターリフは、さすがですね。
1992年にデンマーク出身のメタルロックバンド『プリティ・メイズ』がカバー。
アルバム「シン・ディケイド」(Sin-Decade)に収録され、シングルもリリースされると、ヨーロッパや日本で大ヒット。
世に広く周知させた有名なバージョンとなり、『プリティ・メイズ』の代表曲と言えるものになりました。
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『プリティ・メイズ』のバージョンは、ポップなアレンジな中にも、美しさと激しさが共存し、ドラマティック性が際立った、秀逸な作品となっています。
ボーカルのロニー・アトキンスのウォームでソウルフルな歌唱がかっこいいです。
この当時は、ラジオでも絶え間なく流れていた覚えがあります。
同年に、アンプラグド作品5曲を収録したマキシシングル「オフサイド」、翌年には、アンプラグドアルバム「ストリップド」(Stripped)がリリースされ、共に「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」のアコースティックバージョンが収録されました。
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アンプラグドアルバムのジャケット写真と「ストリップド」というネーミングに、先行リリースとなったマキシシングル「オフサイド」というネーミング。なかなか洒落が効いてます。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ジョン・サイクス (John Sykes) [Original]
- ブルー・マーダー (Blue Murder)[Self-Cover]・・・ほか