「マイ・オール」は、1997年にマライア・キャリーがリリースしたアルバム「バタフライ」に収録されたバラード。
マライア・キャリーのブレイクに貢献したウォルター・アファナシエフとの共作で、深いエモーションで表現される楽曲は、マライア・キャリーを代表するバラードの1つといえるでしょう。
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「マイ・オール」は、翌年にシングルでリリースされ米国シングルチャートの1位を獲得。
アルバム「バタフライ」も、米国やカナダ、オーストラリアや日本でも1位を記録しビッグセールスをあげました。
↑アルバム「バタフライ」
アルバム「バタフライ」の作品の多くはウォルター・アファナシエフとの共作のものとしながらも、ヒップホップ系のミュージシャンやラッパーを起用するなど、今までのアルバムからのコンセプトの変化やマライア・キャリーの柔軟性を感じさせたアルバムです。
しかし、やはり個人的にはアルバム「バタフライ」の楽曲群の中でも、ウォルター・アファナシエフの作品のクオリティが際立つものとなっていると感じます。
マライア・キャリーは、当時、7オクターヴもの音域を持つといわれる歌唱と美貌を兼ね備え、その名を轟かせたアーティスト。元祖ディーヴァという称号に相応しい女性アーティストです。
彼女を語る上ではどうしても音域ばかりがとりだたされるのですが、紹介の「マイ・オール」のエモーショナルな歌唱力からも分かるように、実力も華やかさも持ち合わせる世界屈指の女性シンガーといえることは間違いないでしょう。
↑おすすめコンピレーションアルバム
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- カーク・ウェイラム (Kirk Whalum)
- ヨーロピアン・ジャズ・トリオ (European Jazz Trio)・・・ほか