「アイム・ノット・イン・ラヴ」は、英国のロックバンド『10cc』が1975年にリリースした楽曲。
3枚目となるスタジオアルバム「The Original Soundtrack」に収録され、後発シングルとしてリリースされると、米国や英国をはじめ、多くの国で上位にチャートインするヒットを記録。
『10cc』を代表するバラードになりました。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=10cc+I%27m+Not+In+Love
「愛してなんかないよ(I’m Not In Love)」というタイトルではありますが、好きな気持ちがありながらも素直になれない想いや、照れ隠しや不器用な気持ちから表現された、逆アプローチのラヴバラードです。
実際の思春期などにはよくあることですが、案外、こういったアプローチのラヴバラードって少ない気がしますね。
↑アルバム「The Original Soundtrack」
「アイム・ノット・イン・ラヴ」は、『10cc』の中心的存在であるグレアム・グールドマン(Graham Gouldman)と、リードボーカルのエリック・スチュワート(Eric Stewart )によって書かれた楽曲で、センチメンタルなメロディに加え、透明感溢れるコーラスやディレイ、パンニングなどを使用した幻想的な多重サウンドも特徴的なバラードとなっています。
『10cc』は、同時期に活躍した米国のバンド『ブレッド』などにも見られるような、ソフトロックとも呼ばれるサウンドアプローチで人気を獲得したバンドです。
↑おすすめコンピレーションアルバム
尚、紹介の曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」は、
1976年に公開された映画「夜明けのマルジュ」(原題 : La marge )ほか、
ロバート・レッドフォード / デミ・ムーア出演の衝撃のラブストーリー。
“愛はお金で買えるか”というテーマに挑んだ恋愛ドラマ。カジノを訪れたダイアナとディヴィット夫婦の前に、億万長者のジョンが「100万ドルで奥さんと一夜を共にしたい」と申し出る…。1993年に公開の映画「幸福の条件」(原題 : Indecent Proposal )
巨匠コッポラ監督の娘のソフィア・コッポラが初監督をした作品。
ジェイムズ・ウッズ主演、1999年に公開の映画「ヴァージン・スーサイズ」
(原題 : The Virgin Suicides )
アメリカの人気コメディアン、アダム・サンドラーをはじめ、『ビッグ・ダディ』の製作チームが贈る爆笑コメディ。水槽掃除屋であるビガロウは、留守中の熱帯魚の世話を依頼され、豪邸に住み込むのだが、高価な水槽を壊してしまう。しかたなく始めた仕事があれよあれよ間に大盛況していく…。
1999年に公開の「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」
(原題 : Deuce Bigalow: Male Gigolo )
巨匠ジョン・シュレシンジャー監督が、マドンナとルパート・エベレットを主演に迎えて贈る、男と女の“新しい幸せのカタチ”を描いたロマンティック・ストーリー。
2000年に公開の映画「2番目に幸せなこと」
(原題 : The Next Best Thing )
コリン・ファースほか、豪華キャストで贈るハートウォーミングなラブコメディ。
フィアンセの裏切りにショックを受け小さな町へ逃避した肖像画家のコリンは、そこで出会ったマンディの優しさに恋の痛手も忘れかけていたが…。
2003年に公開の映画「スプリング・ガーデンの恋人」
(原題 : Hope Springs )
大ヒットラブコメ映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの第二弾、
2004年に公開の映画「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」
(原題 : Bridget Jones: The Edge of Reason )
エリート弁護士から馬術の金メダリストとなった選手の実話を描いたドラマ。子どもの頃から障害飛越競技に打ち込んできたピエールは、大人になると父の期待から逃れるように弁護士の道を歩み始めるが、彼は幼い日の情熱を諦めることができず…。
2013年に公開の映画「世界にひとつの金メダル」
(原題 : Jappeloup )
「アベンジャーズ」のスタジオが贈る。全員お尋ね者たちの宇宙最凶チームが、宇宙を救う為に立ち上がる、アクション・アドベンチャー超大作。
2014年に公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(原題 : Guardians of the Galaxy)
など、映画や番組にも使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- ペトゥラ・クラーク (Petula Clark)
- ディー・ディー・シャープ (Dee Dee Sharp)
- リッチー・ヘブンス (Richie Havens)
- トニー・クリスティ (Tony Christie)
- エドウィナ・リグビー (Edwina Rigby)
- ポール・モーリア (Paul Mauriat)
- クリスチャン・モラン (Christian Morin)
- アーラン・モーテンセン (Allan Mortensen)
- エルヴェ・ヴィラール (Herve Vilard)
- ジョニー・ローガン (Johnny Logan)
- シェリー・ペイン (Scherrie Payne)
- ジョージ・モンロー (George Monroe)
- ウィル・トゥ・パワー (Will To Power)
- ファン・ラヴィン・クリミナルズ (Fun Lovin’ Criminals)
- メガベイブ (Megababe)
- フレンチ・ボーイ (French Boy)
- ドン・パブロズ・アニマルズ (Don Pablo’s Animals)
- ジョーイ・キッド (Joey Kid)
- ダイアナ・クラール (Diana Krall)
- カレン・ソウサ (Karen Souza)
- エル・ホリス (Elle Hollis)
- デニス・ジョンソン (Denise Johnson)
- クイーン・ラティファ (Queen Latifah)
- ジュリア・フォーダム (Julia Fordham)
- ジュニア・タッカー (Junior Tucker)
- ケルシー・ルー (Kelsey Lu)
- トーリ・エイモス (Tori Amos)
- フィリップ・セス・アコースティック・トリオ (Philippe Saisse Acoustique Trio)
- リチャード・エリオット (Richard Elliot)
- デニ・ハインズ (Deni Hines)
- マルセロ・ヘセンジ (Marcelo Rezende)
- ヤーマン (Yahman)
- オリーヴ (Olive)
- リュウ・ミホ (Ryu Miho)
- アトリエ・ボッサ・コンシャス (Atelier Bossa Conscious)
- 南 佳孝 (Minami Yoshitaka)
- 和泉 宏隆 (Izumi Hirotaka)
- 白鳥 英美子 (Shiratori Emiko)・・・ほか