「ザ・ファイナル・カウント・ダウン」は、スウェーデン出身のロックバンド『ヨーロッパ』が1986に年リリースした
同名アルバム「ザ・ファイナル・カウント・ダウン」の先行シングルとしてリリースされた楽曲。
「地球を脱出し、別の星に行かなければいけない、そのカウントダウンだ」と歌われた楽曲は、26もの国でチャート1位を獲得する世界的な大ヒットとなり、アルバム共にビッグセールスを記録しました。
YouTubehttps://www.youtube.com/results?search_query=The+Final+Countdown+EUROPE
がっつりフックしてくるキーボードシンセのイントロ・リフは、見事としか言いようが無いですね。
このリフ無くして、この楽曲は成立しません。
作者でありバンドのボーカリストのジョーイ・テンペスト(Joey Tempest)は、このイントロのリフが出来たのは大学の頃で、強烈なアイデアだったので大切に残しておいたと語っています。
のちにメンバーに聞かせると完成させるべきだとの判断で曲全体を作り上げることになり、はじめはふさわしいビートをドラムマシンを使い探すとジャンプするようなビートがハマり、あとはスラスラと出来上がりアンセムとなる確信すらあったと述べています。
紹介の曲「ザ・ファイナル・カウント・ダウン」は、バンド『ヨーロッパ』の名を一躍、世界へと轟かせたバンドを代表する作品だといえるでしょう。
2023年には、ヨーロッパ諸国や英国、アジアを巡る「タイムカプセル」と題した40周年記念ツアーを発表したバンド「ヨーロッパ」。
遡ること1982年、地元のTVのロックコンテストで数千のバンドのデモ応募から決勝の80組に残り、当時、スウェーデンにはハードロックというものはまだ無く、審査員の中にはポカンとする審査員もいたと言いますが、その中から見事グランプリ獲得。最優秀ボーカルと最優秀ギタリストにも選ばれ、優勝賞品のアルバム制作の権利をきっかけに、アルバム「EUROPE」で1983年にデビュー。のちに「ザ・ファイナル・カウント・ダウン」の大ヒットをもたらすこととなります。
尚、「ザ・ファイナル・カウント・ダウン」は、2008年に公開された映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」(原題 : The Rocker )ほか、
サイモン・ペッグ主演のコメディ作品、2012年公開「変態小説家」(原題 : A Fantastic Fear of Everything )
公開当初、僅か335の映画館での限定公開だったものの、反響から週末3日間で520万ドルを超える興行成績を記録した、ダメダメなガールズアカペラ部が繰り広げる青春ガールズ・ムービー「ピッチ・パーフェクト」
など、映画や番組にも使用されています。
【その他の主なカバーアーティスト】順不同
- キー・マルセロ (Kee Marcello)
- グリー・キャスト (Glee Cast)
- パッティー・ライアン (Patty Ryan)
- レイフ・ギャレット (Leif Garrett)
- アフィアンス (Affiance)
- チャンプ・ユナイテッド (Champ United)
- エリー・ブルーナ (Ely Bruna)
- 恭司・サウンド・ワンダーランド (KYOJI’S SOUND WONDERLAND)
- 簡迷離 (GEMINI)
- ジンナーロ・コスモ・ パルラート (Gennaro Cosmo Parlato)
- クレイジー・フロッグ (Crazy Frog)
- ザ・マジック・オーケストラ (The Magic Orchestra) 〜Inst〜
- アビゲイル・ウォッシュバーン & ベラ・フレック (Abigail Washburn & Bela Fleck) 〜Banjo Inst・・・他