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That Thing You Do!(邦題:すべてをあなたに) / The Wonders

「That Thing You Do!」はトム・ハンクスが監督・脚本を務めた映画「すべてをあなたに」(原題:That Thing You Do!) の主題歌となった作品。
トム・ハンクスは、メジャーレーベルの”やり手”のプロデューサー「ミスター・ホワイト」役の俳優として出演もしています。

YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=BJn-Jl2ZeQU

物語は1960年代のアメリカの音楽シーンを舞台に、主役となる劇中のバンド「The Wonders」の結成から成功、その後の行く末を、当時の音楽業界の慣習や実情とともに描いた青春音楽作品。

アメリカの黄金の1960年代(The Golden Sixties)とも呼ばれる発展をはじめとした、世界各国の高度成長期の高揚感や熱量がまだまだ沸き上がろうとしていた60年代の大らかで伸びやかな空気も感じ取ることができる作品です。

映画「That Thing You Do!」(すべてをあなたに)

映画タイトルでもある「That Thing You Do!」は、劇中のバンド「The Wonders」をスターダムへと押し上げた映画のキーとなる重要な楽曲で、映画の企画段階では60年代にヒットした楽曲のB-sideの曲を使ったらどうかとのアイデアもあったようです。
しかし、トム・ハンクスとプロデューサーのゲイリー・ゴーツマンが専用の曲を求めて音楽業界各所に楽曲を募集したところ300曲以上の応募があり、その中からアダム・シュレシンジャーの作品が採用されました。

募集時のテーマとして、劇中のバンド「The Wonders」は1964年のアメリカのバンドでビートルズに衝撃を受けて、彼らを真似ていたという設定で、曲のタイトルは「That Thing You Do!」に決められていたといいますが、幼少期にビートルズの大ファンだったと自認する60年代の音楽に造詣の深いアダム・シュレシンジャーには、ぴったりの募集案件だったと想像できます。

送付されたデモでリードボーカルを担当していたのはアダムの友人であるマイク・ヴィオラ。
プロデューサーたちは本編用に何人かのシンガーに試唱させたと言いますが、デモのヴィオラの歌唱を超えることが出来なかったため、マイク・ヴィオラが歌唱シーンの声優として採用されました。
劇中のバンド「The Wonders」では、全パートが当てフリで、歌はリードボーカル”ジミー・マッティングリー2世”役のジョナサン・シェックがリップシンクで演じています。

That Thing You Do!/ザ・ワンダー ~歌詞 略訳

君はまたいつものように
そうやって僕の心を粉々に壊していく
悪気があるわけじゃないんだろう
僕がどんなに胸を痛めていたかなんて
君は気づきもしなかったんだから

ああ、何度も君のことを忘れようとしたけど忘れられないんだ
すべてを彼に捧げる君を見るのがつらい

君はすべてを彼に捧げてるのに
僕なら君のことを理解できるってことを
いつか絶対に君に分かってもらいたい
なぜかって?
僕らなら幸せになれるはずだから
わからないかい?
僕だけが君を優しく抱ける
君が僕のそばにいてくれるなら

君のことを何度も忘れようとしたんだ
君を見るのがつらい
君のすべてを彼に捧げるたびに

僕は多くを求めないよ
でも、ただ一つだけ望むことがある
僕に足りないのは君の愛
もうこれ以上耐えられないんだ

僕らなら幸せになれるはずなんだ
わかるだろう?
僕だけが君を優しく抱ける
僕のそばにいてくれたらね
君が新しい彼と一緒にいるのを見るだけで
すごく胸が痛むんだ

君がそういう性格だってことはよくわかってるけど
毎日、君はすべてを彼に捧げてる
そう考えるだけで、もう耐えられないんだ

60年代を彷彿とさせるクオリティをみせる紹介の曲「That Thing You Do!」は、映画の中だけに留まらず現実世界でのリリースにおいてもヒットを記録し、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などの音楽/楽曲部門でノミネートされるなど、メディアからも高い評価を得ました。

That Thing You Do!(すべてをあなたに)/サントラ

アダム・シュレシンジャーは、本作をきっかけに数々の映画楽曲やTVドラマ楽曲、ミュージカル楽曲などを手掛け、さらに活躍の場を拡げていましたが、2020年に新型コロナ感染症で他界。
紹介曲「That Thing You Do!」のクオリティからも分かるように、まだまだ名作を生みだしたであろう才能を早くに失ったことが惜しまれます。

【その他の主なカバーアーティスト】順不同

  • ザ・ナック (The Knack)
  • ニュー・ファウンド・グローリー (New Found Glory)
  • ビリー・ジョー・アームストロング (Billie Joe Armstrong)
  • シャカラビッツ (SHAKALABBITS)
  • ザ・ウィークリングス (The Weeklings)
  • パク・ジェヒョン (Park Jae-hyung)
  • ホウィー・スパングラー (Howi Spangler)・・・ほか
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この記事を書いた人

歌手輩出実績多数 / 初心者大歓迎 /
全国オンラインレッスン対応 /
ボイストレーニングスクールのトップノート

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